上海市の中心部は、蘇州河(呉淞江)と黄浦江によって三つの部分に分割されている。
浦東 - 黄浦江の東側にあるため「浦東」と呼ばれる。1991年までは水田が広がる土地であったが、市街地から行くには交通の便も非常に悪く、上海人は「寧要浦西一張床、不要浦東一間房」(浦西のベッド一つの方が、浦東の一部屋よりまし)という俗語もあった。
浦西 - 黄浦江の西側部分で、豫園を中心とした旧市街や、旧租界時代からの金融、商業の町が含まれる。旧イギリス租界、フランス租界の資本家、政治家、外国人によって建てられた洋館が沢山残るため、上海語で「上只角」と呼ばれる
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滬北 - 蘇州河の北側の部分。かつて労働者たちの密集地を含む。特に上海駅の周辺は、地方からの労働者が最初ここで小屋をつくって暮らすことが多く、教育や医療の水準、平均収入は市の平均以下で、犯罪の発生率も高い状態が続いている。上海語で「下只角」と呼ばれる。
上海は揚子江デルタの水網地帯にある、地名の中浦、涇、漕、蕩、浜、橋など水に関連する漢字がよく使われる。また、江南地方は大昔から日本とずっと交流したため、日本と全く同じ地名(例え、松江、金沢、高橋、新橋、大場、金山、恵南、新場、祝橋、馬橋、新庄、新浜)は沢山存在する。